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2011年2月11日

日産 ポルトガルでリチウムイオンバッテリーの生産工場の建設に着手

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は欧州現地時間11日、ポルトガル・リスボンの北約240kmに位置するアベイロ市近郊のカシアで、ルノー・日産アライアンスが欧州で販売する電気自動車(EV)向けの高性能リチウムイオンバッテリーを生産する新工場の建設を開始したと発表した。

日産の欧州現地子会社である欧州日産自動車会社が、1億5,600万ユーロ(約175億円)を投資し、カシアにあるルノー社のトランスミッション組立工場の敷地内30,450m2の土地に新工場を建設する。同工場は、2012年12月より年間生産能力5万基の規模で操業を開始する予定であり、これにより新たに約200名の雇用が創出されることが見込まれている。
同地は、陸・海・空のいずれの交通手段においても便利な立地であり、同工場で生産されるバッテリーは主にルノー社のトルコ ブルサ工場で生産されるルノー「 フリューエンスZ.E.」に搭載される予定である。

同日行われた鍬入式に出席した日産の最高執行責任者(COO)である志賀俊之は、
「カシア工場は、欧州においてルノー・日産アライアンスがEV用バッテリーを生産する3つの工場のひとつとなる。欧州域内でEVおよびバッテリーを生産することにより、欧州でのEV量販を実現し、ゼロ・エミッション社会に向けて歩みを進める。」
と述べた。

日産は昨年4月、英国サンダーランドでバッテリー工場の建設を開始し、2012年初頭に年間生産能力6万基の規模で操業を開始する予定である。また、フランスにあるルノー フラン工場では、年間生産能力10万基の規模で生産を開始する予定である。(時期は未定)

ポルトガルは2008年に、アライアンスと欧州で初となるゼロ・エミッションモビリティに関するパートナーシップを締結した国であり、新工場の建設に対しても強力な支援を行う。また、充電ネットワークの整備を促進し、今夏には同国全土で急速充電器50基を含む計1,350の充電設備の設置が完了する予定である。

ルノー・日産アライアンスは、ゼロ・エミッションモビリティで世界のリーダーとなることを目指しており、2015年までに、アライアンス全体のグローバルでのEVおよびバッテリーの生産規模を50万台とする計画である。このような規模でEVを量産する自動車メーカーグループは世界に類を見ない。

アライアンスは、EVの生産だけでなく充電インフラ網を整備し量販を進めるなどの包括的な活動に取り組んでいる。ゼロ・エミッション車の普及に向けて、世界各国の政府や自治体、企業などと合わせてこれまでに90件以上のパートナーシップを締結している。

NISSAN ゼロ・エミッション

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